ガン攻めゼルダ論

ゼルダでガン攻めするときの参考にしてください。

ゼルダというキャラ

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」

 

こんな言葉があります。

キャラ対策よりもまず、ゼルダの基本性能から振り返っていきましょう。

 

 

弱みから。

まずゼルダ、致命的に動きが遅いです。

地上でも空中でも遅く突進技もないため、総合的には全キャラで一番動きが少ないキャラだと思います。

相手が逃げたら追いつけず、相手の空中機動力にこちらの走行速度が勝てないことが多く着地狩りすらままなりません。

逆にこっちは逃げられず着地狩りされ続けるハメになります。理不尽です。

 

また攻撃の判定も弱いです。多段技は魔法判定(笑)になっています。相殺がないのでこっちはモロに食らうのに相手は初段だけ、という状況が茶飯事です。

暴れに弱く、甘えた擦りを通されることばかりになるでしょう。

 

飛び道具もダメです。

射線という概念が存在しないため制圧力がカケラもないディンの炎と、しまわれたり反射されようものなら死が見える上に隙が一秒近くあるファントムアタックしかありません。

 

 

逆に強みを見ていきます。

投げコン。

確定帯がめちゃくちゃ広くてバースト力高くてダメージ大きい、正に最強です。これだけで相手はガードに甘えられない訳です。

 

復帰阻止。

空下がまずおかしい。カス当たりでもベクトルが真下で踏めたりもするのでどうあれ当たればほぼ復帰阻止は完了です。

ネールの愛で崖メテオも狙えます。無敵があるので昇龍系も安心です。

ディンの炎もこの時ばかりは復帰ルートを削れる強技に変身です。

 

稲妻キック。

発生6F(or9F)のバースト技で、ガーキャンジャンプから出せれば相手は差し込みすらしにくくなります。着地隙もリターンの大きさを考えればむしろ少ない方です。

 

ネールの愛。

暴れ技としてかなり優秀です。ダメージも11%と決して少なくはないです。この技があればこそ、相手は下手に差し込んだり暴れたり半端な非確定コンボを入れられないわけです。また反射も出来るためCS持ちに対し持っているだけで牽制出来ます。この技が使いこなせるだけでゼルダの実質的な防御力は跳ね上がります。

 

 

以上を総括してゼルダは防御面が仕上がっているキャラだと思います。ガーキャンからの行動に幅がありどれもリターンが非常に大きく、また防御専用とも言える万能技があります。触れませんでしたが落下が遅いのでコンボが入りにくく復帰もシンプルに強いため実際のところ生存力は高めです。

攻撃する際は「当たればいいな」「とりあえず出しておこう」といった所謂牽制行動が一切出来ず、全ての行動に相手を殺すための意味を持たせる必要があります。

ただその難しさに見合うだけの殺傷能力があるのも事実です。ドンキーやクッパ以上に「掴めれば勝ち」、ガノン以上に「触れれば勝ち」というキャラですので、自ら掴みに行く触りに行くという選択肢も無くはないはずなのです。

防御面は充分なので、引き際の見極めと後隙の管理さえ出来れば他のキャラ程度に攻めることは全く不可能ではないのです。

 

というわけで、次回からはキャラ対策として僕が今までにやってきたキャラ毎の攻め方と引き際と「相手の行動の潰し方」を書いていこうと思います。

どうぞよろしくお願いします。